急な仕様変更時にとるべき行動

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0. はじめに

プロジェクトを進めていくうえで、ユーザーの無理な要求に遭遇する場面は少なからずあるかと思います。
しかし、ユーザーの要求に言われるがまま対応するのはなかな難しいものです。
例えユーザーが追加費用を支払うといっても、対応していたら納期に間に合わなくなりったり、品質劣化がするの危険もあります。
ストーリー(笑)を元に、対策案について書いてみました。

1. ストーリー

プロジェクトマネージャー ・・・ 野比
移行リーダー ・・・ 大山
開発リーダー ・・・ 出木杉
インフラリーダー ・・・ 源

hogehoge社のプロジェクトの進捗会議。
開発も終盤を迎えているにもかかわらず、リーダーの源がユーザーから追加要望を受け入れて帰ってきた。

  • 「お客様からこんなリクエストを受けました。対応必須になりそうです。」
  • 野比、出木杉、大山「ええーーーっ!」
  • 出木杉「ちょっと源さん。その要望を受けると出力機能の改修も必要になります。追加開発は今さら無理ゲーです。」
  • 大山「マニュアルもかなりの時間を増やすことになります。源さん、どうしていつも受け入れてしまうのですか?」
  • 「(あ?)状況はわかっていますが、この機能がないと業務が回らなくなるとお客様が言っているのです。」
  • 全員「…。」

2. 対策

まず、

  • 「その機能はなぜ必要なのか」
  • 「なぜ業務が回らなくなるのか」
  • 「機能の利用頻度はどの程度か」

といった問いかけを行い、ユーザーの要望、意見、背景、動機、根拠などを聞き出し、掘り下げていく必要があります。
これらを聞き出す過程で、ユーザー自身が要望の本質真に取るべき対応に気づくこともあります。

要望の背景を確認した結果、実は大がかりな機能開発は不要で、既に開発した機能を微修正したり、外付けの簡易ツールを利用することで十分に実現できたりする場合もよくあります。

余計な開発を減らすためにもプロジェクトマネージャーは、物事の本質は言葉の裏に隠れていると考え、ユーザーとの対話を通じて真意を見抜けるようにメンバーに促していくことが大切です。

2. ストーリー(その後)

  • 野比「その機能本当に必要でしょうか。なぜお客様が追加要望を上げてきたのか、本当にやりたいことを確認してみませんか?」
  • 出木杉「本当にやりたいことですか?」
  • 大山「お客様の言葉をそのまま受け取っていただけかもしれないわ。」

そこで源は、ユーザーに対して突然の要望変更がなぜ必要なのか、どのような業務が行われるのかを、改めて確認した。

  • 「直接確認しました。〇〇の背景があって、あの機能の要望を出したということでした。」
  • 出木杉「なるほど。それは実装済みの機能を少し変更するだけで対応できるのではないでしょうか?」
  • 野比「それだ!!!」

3. 参考文献

  • 日経SYSTEMS 2019/8号

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