【要約】シンプルな勉強法

効率化

1. はじめに

以下書籍の要約。

2. 勉強のモチベーションを保つ方法

2-1. 勉強のやりがいを感じる

  • 1000時間勉強して将来の年収が100万円あがる場合、勉強の時給は100万円×40年÷1000時間=時給4万円になる。
  • どんな勉強でも目的・目標を持つ癖をつける。
  • 目的・目標がなければ、辛いときに踏ん張ることができない。
  • 目的・目標とは「人のために役に立ちたい」とかキラキラしたものである必要はない。
  • 「お金持ちになりたい」とか「モテたい」とか、どんな動機だろうと結果としてプラスになるのであればそれでいい。
  • 勉強している人はシンプルにかっこいい。

2-2. 勉強の楽しさを感じる

  • できないことができるようになる→楽しい→楽しいからもっと勉強する→もっとできるようになる。このできるループを回しまくろう。
  • 人間の脳は「これは何だろう」といった興味や疑問を解決すると楽しいと感じるようにできている。なのでもっと知的好奇心旺盛になるべき。
  • 例えば本を読むとき「この筆者の言っていることは分かるな」「ここは違うだろう」など、ツッコミを入れることで、関心を持てたり、興味がわいたりする。何事も楽しめるかどうかは自分次第
  • 「毎日遊びに行く」or「遊びに行く日を半分にし、半分は勉強する」長期的に見たとき幸せになるのはどっちかを考える。

3. 逆算勉強法

3-1. 逆算勉強法とは?

  • やるべきことを明確化して一切の無駄を削ぎ落とすことのできる勉強法。
  • サッカーの本田圭佑選手も同じ方法をやっている。
  • 最小限の労力で最大限の成果を発揮することを目指す。

3-2. 逆算勉強法の具体的方法

3-2-1. 目標を知って具体的なゴールを設定する
  • 負荷になり過ぎない程度に、余裕をもって目標値を設定する。
  • いつまでに達成しないといけないのかを必ず決める。
  • 全体のなんとなくの量感を掴めるとGood。

<例> ◆今年中にiPhoneアプリを作成し、AppStoreへリリースする

3-2-2. ゴールまでにやりたいことを決める
  • ゴールまでにやるべきことは、自分よりゴールに詳しい人に教えてもらうのが効率的。
  • アドバイスを全て鵜呑みにするのではなく、自分なりに腑に落ちるところを参考にし、それを極める。
  • 書籍等を購入する場合、自己投資はケチらない。コストは将来的にすぐ回収できる。

<例> ◆Swiftの書籍を一通り読む ◆先輩のサンプルコードを理解する ◆開発する ◆AppStoreへ申請する

3-2-3. やるべきことをスケジュールに落とし込む
  • 最初は細かく詰める必要はなく、大雑把にスケジュールを立てる
  • 実践していくうちに見えてくる実力、やることの難易度やボリューム感からスケジュールを修正する。
  • (仕事は別だが)スケジュールが1日遅れたところで、全体から見ればそれほど大きなミスではない。なので落ち込んだりしなくてよい。

<例> ◆Swiftの書籍を一通り読む  - 1章(9/15)  - 2章(9/16)  ・・・ ◆先輩のサンプルコードを理解する  - A機能(9/20)  - B機能(9/21)  ・・・ ◆開発する  - X機能(10/1~10/3)  - Y機能(10/5~10/9)  ・・・ ◆AppStoreへ申請する  - 申請(10/17)  - ドキュメント化(10/18)

3-2-4. 実践する
  • 自分が今勉強している箇所にのみ目を向けるのではなく、全体像それが全体のなかのどういう位置づけなのかを意識することで、勉強の効率は格段に上がる。
  • どんなジャンルの勉強であろうとアウトプットは非常に重要。アメリカのパデュー大学が研究により立証している。
  • おすすめのアウトプット方法は、誰かに教えること
3-2-5. 進み具合を定期的に確認する
  • 「実践する」と同時進行でやっていくとよい。
  • 自分が立てた計画の方向性が間違っていないかを確認する。
  • PDCAサイクルをしっかり回す。

<例> ◆先輩のサンプルコードを理解する 「B機能は難しい処理が多い!もう少しかかるな!」  - B機能(9/21)→B機能(9/21~9/23)

4. 勉強を成功に導くテクニック

4-1. 場所を変えて集中できる環境を作る

  • テレビ、遊び、特にスマホは誘惑のストレス
  • 誘惑の対処方は自分自身を変えるのではく環境を変えること。
  • 自宅から少し離れたカフェや図書館へ行く。スマホのおいて別の部屋へ行くのもよい。

4-2. 音楽を使いこなす

  • 歌詞のある音楽を聴くと、勉強と音楽が頭の中でごちゃ混ぜになるため集中しにくい。なので歌詞のないゆったりとした音楽を聴くとよい。
  • 音楽はストレス解消にも繋がる
  • YouTubeなどで集中と検索するといい感じのBGMがたくさん出てくる。

4-3. 相性の悪い人とは距離を置く

  • 人間である以上、ウマの合わない人は必ず存在する。そういった人と無理に距離を縮めようとしてもストレスを抱えるだけ。なのであえて距離を置くのも一つの手。
  • 本当に一緒にいたい人に労力を割けなくなってしまうのはとても悲しいこと。

4-4. 書籍を読む場合はもくじに目を通す

  • もくじに目を通すと全体像を意識するための下地ができる
  • 頭の中でもくじの地図をしっかりイメージできるようにするとよい。

4-5. なるほど感を大切にする

  • 分からなかったことが自分の中で繋がった瞬間に、脳の中で大きな快感が生まれる。この快感が強く脳裏に焼き付けてくれる。アハ体験のようなもの。
  • なるほど感を増やすには、復習と自分の言葉での要約

4-6. 日課を利用して勉強時間を底上げする

  • 日によっては休むことも大事だが、何も進展がないと罪悪感に陥ってしまう。
  • どんなに疲れていても取り込める簡単なことを日課にしておくとよい。数学だったら問題を1問解く等。
  • ハードルの低い日課を設定しておくことで、1問でも前進したぞ!と自分のストレスを軽減できる。
  • 大事なことは自分から勉強を遠ざけないこと。

4-7. スキマ時間を活用して勉強時間を減らす

  • スキマ時間は、お風呂、トイレ、通勤、LINEの返事待ち、テレビのCM、歯磨き・・・等。
  • お風呂に入る前に英単語を3つ頭に入れて、出るまでに覚えたりすることができる。
  • 手は動かしていても頭が自由になっている時間が、必ずどこかに、しかも山ほどある。
  • 1日3つ英単語を覚えたとすると、1年間で3単語×365日=1095単語になる。1日は24時間あるので、スキマ時間を合算すればもっと覚えられる。
  • スキマ時間に勉強するものとしては、流れを意識する必要のないもの(今回でいう英単語)がよい。