【要約】人生が変わる メンタルハック大全

ストレス対策

1. はじめに

以下書籍の要約。

2. ビジネス

2-1. 仕事の効率を上げる「90分+20分」サイクル
  • 仕事の効率を上げるには仕事90分+休憩20分のサイクルがベスト。人間は90分で集中力が低下することが分かっている。ウルトラディアンリズムと呼ばれている。
2-2. 毎日の目標設定で仕事の疲労が消える
  • 仕事の疲労を消すには毎日の目標を設定すること。今日はここまでやったからOKという風に、やり残し感をなくすことで仕事の疲れをたまりにくくできる。睡眠の質もあがる。
2-3. 成功する準備方法
  • 目標を達成するためにやるべき行為、本当に意味のある行為は目標に近づく度に自分にご褒美を設定すること。

3. コミュニケーション

3-1. 好かれる話し方
  • 相手の話していることの最後の部分だけを繰り返してリアクションをとってあげるだけで親密さが増す。
  • 他人のことを積極的に褒める**ポジティブ・ゴシッピング(前向きな噂話)**をする人ほど、相手から親密感をもたれる傾向がある。逆に、第三者のネガティブな噂話をする人ほど嫌われる。
3-2. 相手と仲良くなる方法
  • 仲良くなりたい人とは2人きりで3回会う。人は仲良くなろうと意識して3回会えば、イメージが固定されることいことが分かっている。これをスリーセット理論と呼ぶ。3回会って仲良くなれなければ脈がない。逆に1回で仲良くなれなかったとしても3回は挑戦すべき。
  • 相手と仲良くなる簡単な方法はプライベートな話をすること。自分が自己開示をすれば相手も自己開示をしてくれる。これを自己開示の返報性と呼ぶ。
3-3. 職場の仲間を大切に
  • 職場に3人以上の友人がいると人生の満足度が96%上昇する。また、職場にお互いに尊重し合えるような最高の親友がいる場合は、仕事へのモチベーションが700%上昇する。職場の仲間を裏切るような行為は絶対に避けるべき。困っている人がいたら進んで助けるようにすると、人間関係がいつも良好になる。
3-4. 「頻度」で人を操る
  • 人間は接触回数(頻度)が多くなると親しみを感じやすくなる。これをザイアンスの法則と呼ぶ。テレビによく出ている芸能人が魅力的に見える理由もここにある。振り向いてほしい人、気に入られたい人がいるならシンプルに接触回数を増やすべき。

4. プライベート

4-1. 本を5分で読む方法
  • 本1冊に含まれる必要な情報は7%~11%。得られる有益な情報は全体の約1割となる。読書とは、文字を追う作業ではなく、自分にとって必要な1割を迅速に見つけ出す作業となる。これを意識することで、読書のスピードは格段に上がる。
4-2. 「あなたがいないと生きていけない」と言わせる方法
  • 「あなたは家庭的ですよね」のように、断定的に言うこと、ポジティブな要素を含めること、自分だけに向けられたことばだと感じさせることで、相手の内側の面を褒めることができ、心をつかむことができる。これをフォアラー効果と呼ぶ。
4-3. 情報を選んでメンタルを守る
  • 炎上系や悲しいニュース等、ネガティブな情報に接すれば接するほど受動ストレスがたまり、メンタルへのダメージも大きくなる。これは自分で自分を傷つけていることと同じ。ネガティブな情報に触れれば触れるほどネガティブな人間になることが分かっている。ネガティブな情報は避けるべき。
4-4. 休日を計画的に過ごすと仕事のやる気が11週間続く
  • 休日を充実させることで、仕事のやる気が劇的にアップする。同じように休日をとっていても、疲れがとれない人、やる気が続かない人は休み方が下手。休日を上手に過ごすには、①実行可能な計画を立て、②それに挑戦し、③思った通りに行動できたと感じること。予定の詰め込み具合は、できると思った量の半分くらいが適量。