【要約】自分を操る超集中力
効率化
1. はじめに
以下書籍の要約。
題名:自分を操る超集中力
著者:DaiGo
出版:セブン&アイ
2. 集中力を自在に操る
2-1. 集中力の高い人は鍛え方を知っている
- 集中力が湧き出す泉は、頭から2~3センチ奥の前頭葉にある。これが思考や感情をコントロールする力でウィルパワーと呼ばれる。
- ウィルパワーにも一定の量があり、集中力を使う度に消費される。
- ウィルパワーを高める方法は、トレーニングによって総量を増やすか消費量を節約するか。
- 総量を増やすには姿勢に気を付けて生活する。日々無意識に行っていることをやらないようにすることは強い集中力を必要とする。筋トレのようなもの。
- 消費量を節約するには、意思決定の機械を減らす。服を選ぶのも意思決定。人は行動ではなく意思決定の連続で疲れる。即決できる仕組みを作るべき。
2-2. 集中力の高い人は長時間集中していない
- 人間の脳は集中力を持続させないようにできている。
- 作業に対する時間を短く区切り、仕事や勉強を打ち切ってしまう。
- 休憩中も「もうちょっとやりたい」というモチベーションを保つことができる。焦らし効果という。
- 脳はやりかけのタスクを考え続けてくれている。
3. 高い集中力を生み出すエンジン
3-1. 場所
- 水色は集中力を高め、体感時間を短くする効果がある。
3-2. 姿勢
- 姿勢がよくなると、前頭葉の機能が活性化される効果がある。
- 座るときはあごを引く、お尻と腰を直角にする、両膝を付ける、足の裏を床に付ける。
- 15分に一回、椅子から立ち上がると脳がクリアになる。
- 立っているとき、さらに歩いているときは認知力、集中力が高まる。
3-3. 食事
- ナッツは集中力を高め、鬱防止にも繋がる。水もよい。
3-4. 運動
- 20分ほどの軽い運動の後の3~4時間は集中力や考察力が高まる。
- 運動は脳そのものを強化し、疲れにくくする。合わせて、感情もポジティブになる。
- 緑の中で散歩とかの運動をするグリーンエクササイズは最強。
4. 疲れをリセットする回復法
4-1. 睡眠
- 睡眠不足は集中力を奪う要因となる。
- 人の脳は寝ているときに回復する。
- 東大に合格した受験生は平均7時間程の睡眠をとっていた。
- 椅子での15分の仮眠は、3時間の睡眠に匹敵する。
4-2. 感覚
- 脳の疲れは目の疲れ。目の疲れをとることで、集中力を取り戻すことができる。
- 脳が処理している情報のうちの8割以上は、視覚を通して集められている。
- 目の疲れをとるには、あたためる、目のストレッチを行う、目を休ませるとよい。