さようなら。プロジェクトの炎上。

マネジメント

0. はじめに

プロジェクトの炎上。。。泣きなくなりなすよね^^;
プロジェクトが炎上すると、スケジュールは遅れ、メンバーは疲労し、客先との仲は険悪になります。
多くの人が大きなストレスを抱えてしまうことになります。

今回は「プロジェクトの火を消す方法」「炎上を未然に防ぐ方法」について記載してみました。

1. プロジェクトの火を消す

1-1. 最大公約数で課題を捉える

問題解決にあたって、最大公約数で課題を捉えるというアプローチ方法です。
トラブルに対して、手当たり次第に対策を打つのではなく、最も効果が得られる対策に絞り込むと効果的です。

例えば、

  • 業務知識不足
  • 技術スキル不足
  • 大型プロジェクト経験が少ない
  • コミュニケーションが弱

という課題があった場合、多くのメンバーに共通する問題はどれかを特定し、その問題に対してまずは解決を図ることで、高い効果が見込めます。

1-2. 打ち合わせをの形式を変える

打ち合わせ等において、ささいなことでユーザーとの関係が険悪になってしまうことがよくあります。
「複数人」対「複数人」で打ち合わせすると、本音がなかなか伝えられません。

このような場合にできる対策が、ユーザー1人1人と打ち合わせを実施するという方法です。
1人1人と打ち合わせをすることで、本当に必要な機能を引き出せたり、お互いの本音を伝えることができます。

また、できれば直接顔を合わせて打ち合わせをするようにすべきです。

2. 炎上を未然に防ぐ

2-1. ドキュメントを残す

トラブルを引き起こす大きな火種は、ユーザーとベンダーとの意見の食い違いにあります。

何をどこまで作るかユーザーときっちりと合意し、合意事項リストや背景サマリーを必ず作成するすべきです。
場合によってはチャット履歴やメール履歴も資料として残すべきです。
これにより、プロジェクトメンバーの交代にも備えられます。

2-2. スキルアップを図る

プロジェクトに関わるメンバーのスキル不足は、トラブルに直結します。
プログラミングが超絶できるとしても、テストしてみたらバグだらけという人も少なくありません。

スキルはフロント専門、バックエンド専門、テスト専門という切り分けをせず、幅広く知識を吸収しておくことが望ましいです。
トラブル発生時の問題切り分けには、幅広いスキルが必要になります。

当然、最新スキルを学ぶことも重要です。開発やテストの自動化で開発効率を高めるためには、最新ツールの知識がかかせません。

また、個人のスキルだけでなく、開発チーム全体でスキルが足りているかどうかも事前に押さえておくとよいでしょう。

知は力なり!!!個のスキルは確実にチームの全体の力となります。