問題解決能力を高め、ストレスを減らそう

ストレス対策

1. はじめに

世界一やさしい問題解決の授業 上記の書籍を読んで、学ばせて頂いた内容を自分なりにまとめていきます。

2. 問題はストレスに繋がる

仕事やプライベートなど、生きていく上で問題にぶち当たることがよくあります。

  • 処理速度が目的に達しない。
  • 引き継いだプログラムが読みづらい。
  • タバコがやめられない。
  • ダイエットがうまくいかない。
  • etc...

問題が発生すると、作業が滞ってしまったり、他の人へ迷惑をかけてしまったりで、 大きなストレスに繋がります。

しかし、問題解決能力を身に付ければ、仕事がスラスラ進み、他の人からも頼られ、 時間を有意義に使うことができます。 その結果、ストレスが激減し、人生が楽しくなること間違いなしです!

3. 問題解決するにあたって

問題解決をするには、以下のステップが必要になります。

  1. 現状把握
  2. 原因分析
  3. 計画
  4. 実行

中でも『原因分析』がとても重要だと考えます。

4. 現状把握

例を元に実際に問題解決を行ってみましょう。 現状把握では「具体的な問題点」を明確にします。

ここは500人の社員がいる大企業A社。
山田くんは毎月2回、業務時間を利用しJavaのセミナーを開催しているが、人がなかなか集まらない。

5. 原因分析

現状把握したあと、やみくもに行動してもダメです。 やみくもに行動して上手くいくこともありますが、エンジニアっぽくないですよね← 何よりここで記事が終わってしまいます。

社員がセミナーに行かなかった理由は様々です。

  • セミナーの存在を知らなかった。
  • 何かしらの理由でセミナーに行けなかった。
  • 何かしらの理由でセミナーに継続的に行かなかった。

問題箇所を特定し、根本的原因を特定することが重要になります。 問題箇所を特定するにあたり、分解というものが有効です。

5-1. 問題箇所を特定する

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分解した結果をもとに、山田くんは社員全員にアンケートメールを送ってみました。

質問1:セミナーがあるのを知っているか?
質問2:セミナーに1回でも行ったことあるか?
質問3:継続的にセミナーに行っているか?

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セミナーは知っているが、行ったことがない社員 の割合が多いため、このグループたちに対して対策ということが分かりました!

5-2. 根本的原因を特定する

山田くんは根本的原因を特定するため、 セミナーは知っているが、行ったことがない社員 に対し、「なぜセミナーがあるのを知っているのに来てくれないのか?」 を調査することにしました。

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6. 計画を立てて実行する

原因分析が完了すれば、あとはそれに対する計画を立て実行することになります。

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結果・・・

セミナーに250人の人が集まりました! 山田くん、問題解決!

まとめ

  • 問題解決をするにあたり、現状把握、原因分析、計画、実行をすべき。 がむしゃらにやっても問題解決にはならない。

  • 原因分析の際、分解を行うことで問題箇所を特定しやすくなる。

  • 問題箇所を特定することで、根本的原因を特定しやすくなる。

少しでも参考になりましたら幸いです。 問題解決能力を高め、ストレスの少ない人生を送りましょう!